2017年01月29日

介護を続けるか否か?

年末から施設内でインフルエンザが流行している。

今までは職員だけだったが、ついに利用者さんまで罹患してしまった。

そんなわけで職員・利用者が集まるようなイベントは全て中止。

新年会も中止になってしまった。

(下戸な自分からしたら、それはそれでラッキーなのだが・・・)




抵抗力の弱い高齢者。

不規則な生活で抵抗力の落ちている介護職員。

罹患しても納得できる話だと思う。

でも、これ以上罹患者が増えたらどうするのだろう?

高齢者施設がインフルで業務停止になった、なんて話は聞かないし。




それにしても、ここ数日は忙しい。

そして、新年度に向けて人事異動の話も出ている。

自分には直接は関係ないのだが、一緒の働いている何人かの人が他の部署に移動するとか。

代わりの人が来るなんて話はないので、さらに人手不足なる模様。

自分も新人・見習いという立場ではなくなり、一通りのことをやらないといけないことになる。

別にそのことに関しては、自分は自分の仕事をただ黙々とやるだけが、




“3月で辞めよう”

“少なくとも1年間は頑張ろう”




という思いが日替わりで交差する。




親身になって仕事を教えてくれた人への恩義、

施設介護という仕事の難しさや怖さ、

そういったものが混ざり合い、自分の中で答えの出ない答えを探し求める。

正直にいうと、自分のペースで仕事ができないもどかしさもある。

だれかに指図されたり、時間に追われたり、一息付く暇もない。

介護技術も未熟だから、余計なところで時間を要してしまうのも原因の一つ。




さらに、介護拒否なんてあると動揺する。

もっと言えば、罵倒されたり、殴られたり、髪の毛を引っ張られたり、

そんな利用者さんの暴言・暴力も、今の悩みを増長する原因なのかも。

(いつもいつもニコニコなんてできないし。しかし怒るわけにもいかず)




明日、どんな気持ちを抱いて職場を向かうのだろう・・・。



《スポンサードリンク》



posted by 左一白 at 22:22| Comment(0) | 非常勤のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

僕が歩んだ介護の路その23

病院での拘束時間は19:30まで。

ゴミの量にもよって終了時間は変わったが、出来る限りその時間に終わらせるようにした。

一人業務だったので、助けくれる人はいない。だから必死だった。




それは9月中旬だった頃と記憶している。

業務終了時間間際にアクシデントがあり、残業をするハメになった。

21:00には終わり、帰り道を急いでいたら自宅から電話があった。

父からだった。




「どうした? 今日は遅いな」

「残業だよ。そんな心配をする年齢でもないだろ。それに今帰り道の途中だから」

「お母さんがお前が帰ってこない、って心配して泣いているんだよ」




その時、もう母は完全に動けない身体になっていた。

顔の表情もなくなっていた。

ただ、頭だけはしっかりしていた。

毎日決まった時間に帰ってくる人間が帰ってこないこと。

通常ならば、残業か、寄り道か、と考えるところだが、病気のせいで心細くなっていたのかもしれない。

身体の動かぬ母にとっては、父と自分が命綱なのだから・・・。




その命綱である自分も日々の業務に疲れ切っていた。

休みは週に1日。疲れが抜けない状態のまま仕事に行く毎日。

自然と介護は、父に任せっきりになってしまっていた。




“この状況、なんとかしないとな”




そう思うようになっていた。

父も高齢で、これ以上負担をかけるわけにもいかない。

もう少しゆとりある生活を模索するようになっていた。




が、実際行動には移さないままだった。

秋になり寒さが身に染みる季節になった頃、本当の介護地獄へのカウントダウンが始まった。



(つづく)



《スポンサードリンク》



posted by 左一白 at 16:26| Comment(0) | 在宅介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

新入りは見られている

自分はきめ細かな性格ではない。

むしろ雑で不器用で、慌て者でのんびり屋。

冷静沈着かつ素早く対応することが求められる介護という仕事は、

「適していないのでは」と、身体介助を行うようになって思うようになった。

自分の適性には介護は合っている、と内心思っていただけに打ちのめされている。




半面で、もう就職活動をしたくはない。

嫌な事も多いし、面倒な事もたくさんあるけど、ここで踏ん張るしかないのか、

と思いが今自分の心の中を交錯している。




仕事中はそんな心模様をおくびにも出さず、頑ななまでに黙々と業務をこなす毎日。

同僚さんたちとは全くコミュニケーションを取っていない状況は良くないことだと

分かりつつも、他人と話す余力がないのはどうしたらいいのか・・・??




『どうですか? 仕事慣れました??』




知らない人というか、恐らく他のフロアの複数の職員さんから声を掛けられる。




“ええ、まあ”




そんな曖昧な返答しか出来ないのだが、入職間もない自分を知っているものだ、と感心してしまう。

新入りは何もしなくても、否が応でも目立つということなのだろうか。




そういえば、同じフロアで働いている先輩さん達からも、

『ねぇ、あの人どんな人なの??』

と噂をしているということを耳にしたことがある。




器用な人間じゃないから、できるだけ自分のことを表に出すのは避けたいところだが・・・。



《スポンサードリンク》



posted by 左一白 at 21:47| Comment(0) | 非常勤のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日

前門のストレス、後門のストレス

『視界から消えて黙っててくれねぇかな』




そうそう、嫌な人間が近くにいるだけで仕事に支障が出る。

気にしないことが一番なんだろうけど、こちらとしても悪い意味で繊細な性格だから。




昨年末、フロアリーダーと年明け以降の業務について話があった。

その中で「嫌なことはないか?」と尋ねられたので、意地悪オバヘルのことを話した。

もちろんストレートに言うと角が立つので、やんわりと言葉を濁しながら。

リーダーさんも分かっていたようで、手を打つと言ってくれた。




そして年が明け、そのオバヘルは自分に対して干渉しなくなった。

ただし干渉はしなくなったが、頭の悪いガキみたいに自分に対して無視をするようになった。

自分としても嫌いな人間なので、こちらから口も利かないし関わることも避けたい。

それでも反目している人間が近くにいるというのは、強度なストレス状態だと思う。




そのオバヘル。

最初から自分に対して敵意むき出しだったもんな。

過去を振り返っても、他人からこれほど嫌われることはなかったけど・・・。





しかしながら、介護現場のストレスは職場の人間関係だけじゃない。

年が明けから、利用者の身体介助をする機会が多くなった。

今までは距離があった利用者の様子が、身体介助をすることでより鮮明になってくる。




典型的な例が、暴力や暴言。

ほとんどが介護拒否から来るもの。




“感謝の言葉は要らない。けど、懸命やってるんだから罵るのはやめろ”




そんなことを思うようになってきた。

認知症というのは、人の持つ理性をぶっ壊す病気。

それゆえに感情の赴くままに行動する。

ゆえに、こちらを思いを考えることなど絶対にできない。




黙々と徘徊するような人もいれば、暴言を吐きまくる人もいる。

症状も人によって様々だし、未熟な介護士としては戸惑うこと・凹むことが多い。

「仕事だから」と割り切るしかないが、暴力・暴言なんて受け入れなくない。

誰もが通る道、と先輩職員は口にする。

ただ、そんな道(というより落とし穴)通りたくない。

数ある選択肢の中で、こんな道を選んでしまったことがいけないのかもしれないが。



《スポンサードリンク》



posted by 左一白 at 20:48| Comment(0) | 非常勤のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする