2017年05月29日

人間とは難しい生き物

介護職とは、人相手にする職種。

良い意味でも、悪い意味でも、人間関係が仕事に影響を及ぼす。




自分が携わる利用者さんは、大部分が良い人ばかり。

もちろん、それにあぐらをかくことこと、誠意を持って対応している。

認知症を患っている人でも、こちらの誠意にきちんと応えてくれるからやりがいもある。

ただ、なかには辛辣な態度をする利用者さんも稀にいる。

相性の問題なのか、それとも病気の影響なのかは分からない。

不快な思いをすることも事実だが、顔には出さずやっているが。

(基本、鳥頭なので仕事場から出れば仕事のことは忘れるw)




一緒に働く同僚さんといえば、感じの良い人もいれば、悪い人もいる。

このブログで頻繁に出てくるオバヘルだけではなく、とっつきにくい人も若干名いる。

その逆に、とっても良い人もいるから不思議。

働いている時、良い人と仕事をすると良い仕事ができ、悪い人だとその逆。

相性やジェネレーションギャップみたいなものあるから仕方ないだろう、と諦めている。




今の職場、辞めるつもりはないけど、長く勤めるかどうかは分からない。

「どこへ行っても同じさ」と内心思っているけど、はてさて。



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posted by 左一白 at 22:42| Comment(0) | 非常勤のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月23日

僕が歩んだ介護の路その26

父の告別式が終わった翌日、母のケアマネ・Yさん(以下、Yさん)に電話を入れた。

「はじめまして」と伝え、父が亡くなったことを言うとかなりビックリしていた。




“母のケアプランもそうですが、介護保険の初歩の初歩から教えてもらえせんか?”




そう伝えると、Yさんはその翌日に飛んで来てくれた。




「全てのことが分からない」と素直に訴え、Yさんはその全てに的確に答えくれた。

当時の自分は、医療や介護の世界で働く人のイメージを悪く思っていて、

人の生死を見つめる過酷な環境ゆえ、事務的で冷淡な人じゃないと務まらないと思っていた。

しかし、Yさんは知的で温かみがあり、かつ優しい人柄でホッとした。

ちなみに、容姿は元タカラジェンヌでフリーアナウンサーの【瞳ゆゆさん】に似た雰囲気。

(残念ながら既婚者・・・というオチがあるのだがw)




初対面のその日のうちに介護保険のイロハを教えてもらい、暫定的なケアプランもまとめてもらった。

ただ、解決しなければならない大きな問題もあった。

それは「仕事」と「お金」のこと。




すぐに入居施設に入れることはできないことは分かっていた。また入れるつもりもなかった。

在宅介護を念頭に入れていたが、それ自分の仕事を捨てることになる。




“収入がなくなる状態で介護ができるのか?”




疑問以上に不安が大きかった。

Yさんも「仕事は続けられられたほうが・・・」と言ってくれた。

自分もそう考えたが、フルタイム勤務は難しい。




“ならばパート勤務にしてもらうよう会社とお願いするしかない”




しかしながら、そう甘くはなかった。

育児休暇制度や介護休暇制度が世間一般では認知されているようだが、

それはあくまでも一部の会社のみ。

当時勤めていた会社は、自分と母を冷たく突き放した・・・。



(つづく)



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posted by 左一白 at 21:55| Comment(0) | 在宅介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月19日

寄り添う心

介護の仕事をしていると、人の死について鈍感になる。




“所詮は他人だから鈍感になるのだろうか?”




言い方は失礼だが、肉親が亡くなった時のような感覚は覚えない。

朝、出勤すると昨日まで居た人がいない。

部屋を覗くと、ベッド周りがきれいに片付いている。

「どうしたのですか?」と尋ねると、「夜になって急にね・・・」なんてことがある。




この仕事について半年以上になるが、こんなことが何回かあった。

死に鈍感と言ったが、悲しいという思いがないわけではない。

ただ、日々の業務が忙しく悲しみに暮れる暇がない、というべきか。




ある利用者さんがいた。

今よりも仕事に慣れていない頃、自分の手を握り、

「ありがとね。あなたと私、仲良しね」と声を掛けてくれた。嬉しかった。

でも、その利用者さんは体調が悪化、意識混濁で会話ができなくなってしまった。

それでも、亡くなる前日。

自分がその利用者さんの排泄介助をして、挨拶をして立ち去ろうとした時、

消え去るようなかすかな声で、「ありがとう、ありがとう」と言ってくれた。

これが最期になると思い、こう答えた。「こちらこそ、ありがとうございました」と。




今日も施設には様々な人たちが生活をしている。

騒がしい人、大人しい人、落ち着きがない人、元気な人、そうじゃない人。

見習い介護職員の自分ができることは、利用者さんに出来る限り寄り添うこと。

悔いだけは残らないように。



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2017年05月13日

pitanさんへの返信

はじめまして。コメントありがとうございます。

私信なのでコメント欄に書こうと思いましたが、

記事にしたほうが見やすいと思い、ここに書かせてもらいます。




さぞつらい毎日をお過ごしのことでしょう。

それでも「笑顔だけは忘れたくない」という思いは、弱い人間にはできないことだと思います。

自分なんて、泣き言ばかりでしたから。(今もそうですが)




発症の時期・症状の出方は違えども、pitanさんの現在の様子はなんとなく分かるような気がします。

また、お母様の献身的な介護の様子も手に取るように分かります。

それだけに、どんなコメントを書けばいいのかと悩みましたが、

気持ちの整理がついているのなら、下手な慰めの言葉はかえって失礼なのでやめておきます。




病気の苦しみは、当事者しか分からないはずです。

でも、その苦しみを少しでも分かち合おうとする思いが家族の証だと思います。

自分も自分の亡父もそうですが、pitanさんのお母様も当たり前のように接していると思います。

どうか苦しい時やつらい時は、素直に甘えて下さい。

「精一杯生きたい」という強い意志がある限り、家族も一緒に戦ってくれます。

実際、わが家もそうでしたからね。(ケンカも沢山しましたがw)




わが家の場合、(今から思えば)母の病気や介護のことについて無知でした。

やることなすこと後手後手に回ってしまい、結果的に父も無念なことになったと思います。

ただpitanさんの場合は、ご自身が病気のことをしっかりと理解しているようなので、

お母様をはじめ、周囲の方も介護介助に関しては動きやすいと考えます。

この差は、難病介護をやった人間としてはとても大きいことだと実感しています。




幸いネットは見られているようなので、こんな辛気臭いブログは程々にしておいて、

病気のことをひとときでも忘れされてくれるような楽しいサイトをガッツリ見て下さいねw

自分は今、介護施設で働いていますが、利用者さんも介護職員も色々な人がいます。

一人ひとりに様々な生き方があるように、世界は想像もつかないぐらい広い。

ネットはそんな想像もつかない広大な世界へ簡単に誘ってくれる便利なものです。

ベッド上での生活でも、人生を楽しむ広い心だけは決して忘れないで。




そしてどうか無理はしないで下さいね。

ここへのコメントなんて要りませんよ。

時々見に来てくれれば、自分もブログを続けるやる気が出ますw




最後に、自分は「大脳皮質基底核変性症」という病気を憎みます。

この病気が完治可能になることを祈っている人間が少なからずいることを忘れないで下さい。

長文失礼しました。ありがとうございました。  左一白



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posted by 左一白 at 22:26| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする