2017年08月08日

ロスと最低限のやる気

「◯◯ロス」という言葉がある。

◯◯には、ペットやドラマ名が入る。

要するに、生活の一部としてあったものが消え去り、

悲しさや侘しさを意味しているんだろうが、

自分もここ数年でたくさんのものを「◯◯ロス」してきた。

もちろん代わりに得たものもあったが、時々やるせない気持ちに陥る時がある。




“もうあの人たちはいないんだな”




仲良くしてくれた同僚さんたちが退職して一週間。

寂しさを実感できるほど暇ではなく、相変わらず汗だくで仕事をしている。

しかしながらモチベーションは上がらない。

(クソオバヘルはいまだに健在なのが余計に腹立たしい)




“じゃあ辞めるか”




不思議とそういう気持ちにはならない。

モチベーションが上がらない、と書いたがそれでも最低限のやる気はある。

その最低限のやる気というのが、利用者さんへの愛着みたいなもの。

面倒くさい人、文句を言う人、暴力に訴える人、意思疎通が難しい人。

いろんな人がいるけど、一人ひとりが置かれている状況を思えば憎む気持ちは起きない。

好き好んで介護施設に世話になるわけがないから・・・。

(むしろそういう人のほうが気になる存在になってしまう)




それに、自分のサポートを待っている利用者さんもいる。

これに関しては誰でもいいのかもしれないが、感謝の気持ちを示してくれるとやる気が出る。




介護という仕事は非常に難しい。

ましてや40も半ばになってから始めたわけで、その難しさも半端ない。

それでもこの仕事をやって後悔はない。むしろもっと早くやっていればと思う時が多々ある。




ただし、横のつながりを上手に構築できないのが切ない。

介護業界から去っていく人の最も多い理由が「同僚との人間関係」というのが分かるような気がする。



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posted by 左一白 at 22:20| Comment(0) | 非常勤のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

僕が歩んだ介護の路その27

在宅介護とフルタイムの仕事を両立させることは無理。

終日ヘルパーさんを雇う金があれば別だが、そんな金はない。

それでも、自分は両立させることを模索していた。




フルタイム勤務をパートタイムに変え、仕事に行っている間はヘルパーさんにお願いする。

収入は減るが、父の遺族年金と母の年金があればなんとか生活を維持できる。




しかし、この話を職場の上司に語ったがあまりいい顔をしなかった。

都合良すぎる話であることは重々承知している。

「とにかく、会社に自分の希望を話しなさい」と優しく上司は言ってくれた。




そして本社に出向き、全ての事情と希望を語った。

しかし会社側は、現状あなたに希望に沿うことはできません、と言われた。

覚悟はしていたが、あっさり拒否されると途方に暮れる。

やっと就職できた会社。仕事は苦痛の極みだが、精神的にはストレスフリーな職場だった。

去り難い気持ちはあったが、拒否された以上は去るしかない。




退職する旨を会社側に伝えると、翌々日には退職関連の書類が送られてきた。

人の出入りが激しい業種なだけに、対応も早いのだろう。

(仲良くしてくれた同僚さんにお別れの挨拶ができなかったのが残念ならない)




「途方に暮れる」と書いたが、介護は待ってはくれない。

とりあえず、一人で在宅介護を始めてみて、ケアマネさんに介護にかかる費用を算出してもらい、

そのうえで母の状態をみながら、短時間のアルバイトを探してみようと計画を立てた。

先の見えない戦いが始まった。




季節は年の暮れ。

行き交う人が幸せの絶頂にいるように見えた。




“どうして自分だけこんなに辛い思いをしなければいけないのだ!?”




恨み節を天に向って吠えても、天は答えてはくれなかった。



(つづく)



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posted by 左一白 at 21:36| Comment(0) | 在宅介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月21日

病院とお友達に?

4月18日の日記でも書いたが、身体の一部が原因不明の不調。

病院で検査をしたが、結局よく分からないままに終わった。

これでは気味が悪いので、念のため大学病院まで行って検査してもらった。




ちなみに行った病院は、母も通院していた病院。

「まさか自分も世話になるとはね」、とつぶやいたのは言うまでもない。




問診→検査をやり、今日結果が出た。

分かりやすく言うと、パーキンソン病の一歩手前(二歩手前?)ぐらいの状態。

薬を服用すれば完治するらしいが、薬の強さおよび種類もいろいろ試す必要があるらしい。

とりあえず弱い薬から始めて、治らなければ必要に応じて、とのこと。




不調の原因が分かれば一安心。

治ってくれればさらに安心なんだけど、こればっかりはまだ分からない。

しばらくは月一の病院通いになる。

年齢を重ねると病院とお友達になるというけれど、本当のことなんだw



そうそう、検査代だけで凄まじい出費。

額を見て口から泡を吹いて卒倒しそうだった。



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2017年07月18日

介護職員の退職

世間的には三連休だったらしいが、

介護施設で働く人間にはそんなものは関係ない。

介護の仕事を始めた直後は、世間の連休を恨めしく思っていたが、

今ではなんとも思わなった。慣れというのは実に恐ろしい・・・。




自分みたいな偏屈で不器用でアホな人間でも、波長の合う人は少なからずいる。

そんな人たちと一緒に仕事をすると、とても捗るし楽しいし努力も惜しまなくなるもの。

しかし現実は悲しく、そんな波長の合う人ほど自分の目の前から去っていく。

実際、仲良くなった同僚さんが今月末、来月末と立て続けに複数名退職する。




介護職員の離職率というのが高いというのは知ってはいたが、現実を直視すると悲観的になる。

自分が働く施設は、給料面も福利厚生もかなり手厚いので、定着率は高いと思っていた。

それでも一人、また一人と去っていき、入ってくる人がいないのが現状。




近くの施設では、新規入所者の受け入れを取りやめたとか。

理由は介護職員が足りなく、現場運営ができないらしい。

自分の施設でも立場のある人であっても、下っ端と同じ現場仕事をしている。

とにかく利用者の数に見合うだけの介護職員が絶対数足りない。

(未経験の自分が採用され、それなりに気を使ってもらえる理由が分かる)




辞めていく同僚さんたちは、それぞれきちんとした理由があり、

次のステージでも頑張って欲しいと心から願うが、やはりどこか寂しさを感じる。




自分はまだ(今の施設を)辞めるつもりはない。

ムカつくババアもいるし、苦手にしている人もいる。

仕事も辛いし面倒だし、給料だって少ない。

ただ、それを理由に辞めるのも負けを認めるような感じで嫌でね。

(短期離職を2回もやった人間が言っても信用されないかw)




自分にだって理想とする(やってみたい)介護の仕事はある。

あるが、今は基本的な技術や知識を骨身に染み込むまで戦っていこうと思っている。



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ラベル:介護 職員 退職 施設
posted by 左一白 at 21:27| Comment(0) | 非常勤のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする